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資産の質ADBの貸付ポートフォリオは、主に公共セクターへの集中と優先債権者待遇により、極めて健全なものとなっています。2008年末現在、通常業務貸付の93.4%が国家保証を有するソブリン貸付、残る6.6%がそれ以外のノンソブリン貸付となっています。ADBはソブリン貸付の元本を失ったことはなく、債務繰り延べ合意には参加しないとの立場を維持しています。ノンソブリン貸付については、他の手段が尽くされた後にのみ、債務の繰り延べに応じることがあります。 ADBは、利息計上停止貸付について非常に厳格な政策を採用しています。貸付に60日以上の延滞が生じた場合、貸付稟議の理事会提出および新規貸付合意の締結を停止します。延滞が90日を超えると貸付実行を停止し、6カ月後には当該貸付を利息計上停止扱いとします。ソブリン貸付について、これまでに6カ月以上の延滞があったのは3カ国のみであり、貸付の償却を行ったことはありません。2008年には2件のソブリン貸付に関連する貸し倒れ引当金130万ドルを繰り戻したため、同引当金の累計額は440万ドルに減少しました。 2008年末現在、1件のノンソブリン貸付(元本残高167万ドル)が利息計上停止扱いとなっています。2件の貸付の売却により、ノンソブリン貸付向け貸し倒れ引当金のうち計497万ドルが繰り戻しまたは償却されました。その結果、ノンソブリン貸付の貸し倒れ引当金累計額は480万ドルに減少しました。 ADBの貸付ポートフォリオの内訳は下記の通りです。
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