ADB、ベトナム・メコンデルタ地域の 国道新設を支援

【マニラ、2013年8月5日】アジア開発銀行(ADB)は、ベトナム1 に対し、ホーチミン市とメコンデルタ地域および南部沿岸地域とを結ぶ幹線道路整備のため、4億1,000万ドルの支援を決定した。

ADBの担当官は、「ベトナムの輸出主導型経済が急成長するなか、メコンデルタ地域は農・漁業生産高の6割強を占め、工業集積地としても国内3位の規模であり、経済的に重要な地域だ。交通の便がよくなれば、この地域にある西部各省の経済が市場に開放され、経済・産業の発展にも資するだろう」と述べている。

プロジェクト(Central Mekong Delta Connectivity)では、第2南部ハイウェイの一区間として、斜張橋2ヶ所(アクセス道を含め総長5㎞)を含む国道(総長26㎞)を建設する。国道はアンザン、カントー、ドンタップ省の省境を経て、メコンデルタの西側に至る。

完成すれば、ホーチミン市からロン・シュイェン(Long Xuyen)までの所要時間が3時間半から2時間半に、メコン河のカオラン(Cao Lanh)~バンコン(Vam Cong)間は1時間半から30分に短縮される。カオラン~ロン・シュイェン間の距離も35.4㎞から29㎞となる。国道・橋梁とも2017年末までに開通予定で、一日当たり約17万人が利用すると見られるほか、建設および製造業分野で40万人分の新規雇用創出効果が見込まれる。

総工費は約8億6000万ドルと見込まれ、ADBからの4億1000万ドル2のほか、カオラン橋と関連道についてはオーストラリア援助庁(AusAID)が1億6000万豪ドルを無償援助し、バンコン橋と関連道に対しては韓国輸出入銀行(Export Import Bank of Korea)が2億6000万ドルのパラレル融資を行う。ベトナム政府も5600万ドルを拠出する。

【抄訳・本リリースの英原文はこちら


1ADBの対ベトナム業務詳細は、http://www.adb.org/countries/viet-nam/main参照。
2財源は通常資本財源(OCR)


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