インクルーシブな経済成長に向けて インドとのパートナーシップを強化

【デリー、2013年11月5日】アジア開発銀行(ADB)とインド1政府は、国別支援戦略(CPS)2013-2017について合意した2。同CPSは、インドの第12次五ヵ年計画に沿って、若年雇用の創出や投資面での改革促進、また、電力や交通、都市サービス、水といった重要分野におけるインフラ向上を目指す内容となっている。

今次CPSがADBが5年間に行う支援額約100億ドルは単独の加盟国向け支援額としては最大規模で、ADBの支援総額の約20%に相当する。これに外部機関による各種融資等を加えると、金額は倍増する。

ADBはまた、国内外の資本市場を通じて貯蓄をインフラ整備に振り向けるため、インド側と協力していく。

CPSでは、若年世代が賃金のより高い仕事に就けるためのスキル育成、および、彼らの雇用を創造する民間企業の支援を重点項目と位置づけている。都市化や水不足、気候変動、二酸化炭素の排出量削減、インターネット接続性、職能訓練、資本市場の整備といった新たな課題分野に対し、物理的投資と知的成果物との両面から取り組む。

CPSでは、貧困削減や格差是正で後れをとっている州にも焦点を当てている。たとえばインド北東部は、成長著しいASEAN市場への窓口になりうることから、地域協力・統合の推進が重要としている。これと整合的に、海路へのアクセスがある南東部などでの経済回廊の開発が進められる見通し。

【抄訳・本リリースの英原文はこちら


1 ADBの対インド支援詳細は、http://www.adb.org/countries/india/main参照。
2 国別支援戦略2013-2017はこちらhttp://www.adb.org/sites/default/files/cps-ind-2013-2017.pdf


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