自転車シェアリングの域内導入を支援、 フィリピン、インドネシアなどで

【マニラ、2012年11月6日】アジア開発銀行(ADB)はこのほど、域内向け自転車シェアリング導入プロジェクトへの無償援助(グラント)支援を決定した。事業の総経費200万ドルは「貧困削減日本基金」(JFPR1から拠出される。今次プロジェクト2では、フィリピン3(ダバオ)、ラオス4(ビエンチャン)、およびインドネシア5(都市未定)で試験的に導入される(計7拠点、約100台(写真))。

アジア太平洋地域における自動車・オートバイなどの車両数は、1980年代は世界(3億6000万)の約9%だったが、2030年には全体(15億台)のほぼ半数に達するとの試算もある。低コストでCO2排出量ゼロの交通手段として世界各国で運用が拡大している自転車シェアリングがこれらの国に導入されれば、大気汚染や交通事故への対策になると見込まれる。特に、拠点で乗捨て可能な自転車シェアリングは、鉄道やバスなど公共交通機関の駅から目的地までの「あと1マイル」の移動手段として有効とみられる。

ADB地域協力・持続的開発局(RSDD)では、本プロジェクトがうまく行けば、アジアの他地域・都市にも展開したいとしている。

【抄訳・本リリースの英原文はこちら


1 貧困削減と開発の効果向上を目的として、日本政府の協力により2000年5月に設立された。グラントの供与と技術協力による無償援助を行うアンタイド型ファシリティ。
2 プロジェクト(TA)詳細は、http://www.adb.org/sites/default/files/projdocs/2012/45105-004-reg-tar.pdf参照。
3 OCR国。ADBのフィリピン支援詳細は、http://www.adb.org/countries/philippines/main参照。
4 ADF国。ADBのラオス支援詳細は、http://www.adb.org/countries/lao-pdr/main参照。
5 OCR国。ADBのインドネシア支援詳細は、http://www.adb.org/countries/indonesia/main参照。


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