インド・グジャラート州の ソーラーパーク送電網整備に1億ドル

【マニラ、2011年9月13日】アジア開発銀行(ADB)は、インド1・グジャラート州の太陽エネルギー送電網整備を支援するため、通常資本財源(OCR)を財源とする融資1億ドルを決定した2。

グジャラート州の北部パタン地区チャランカ(Charanka)では、太陽エネルギーを活用した大規模ソーラーパークの建設が進められている。プロジェクト(グジャラート・ソーラーパワー・トランスミッション・プロジェクト)では、施設内の送電システムに対し、サブステーションや送電線その他の整備を行う。

これにより、ソーラーパークへの参入を検討する企業や民間デベロッパーにとっては、発電所建設に付随するコスト・メリットが受けられるため、参入しやすくなる。ソーラーパークが完成・稼動すれば、全体で最大500メガワット規模の出力が見込まれており、化石燃料への依存を減らしつつ、増大する電力需要に応えることが可能となる。インド政府は、太陽光・太陽熱による総発電量を2022年までに2万メガワットまで引き上げたいとしており、太陽エネルギーの活用促進は、こうした目標達成にも寄与することが期待される。

プロジェクトの総経費は約1億3700万ドルで、ADB支援を差し引いた残額は、グジャラート州政府が負担する。実施機関は、同州政府とグジャラート電力公社(GETCO)。

ADB側担当である南アジア局エネルギー課(SAEN)の酒さか井い直なお樹き・上席気候変動専門官は、今回の送電網整備によって、多くの電力関係者に関心を持ってもらえれば、としている。


1 ADBの対インド支援詳細は、http://www.adb.org/India/main.asp参照。

2 返済期間25年、猶予期間5年。


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