fbpx ADBはパキスタンの道路建設プロジェクトで AIIBとの初の協調融資を承認 | Asian Development Bank

ADBはパキスタンの道路建設プロジェクトで AIIBとの初の協調融資を承認

ニュースリリース | 2016年6月10日

【フィリピン・マニラ、2016年6月10日】アジア開発銀行(ADB)は本日、アジアインフラ投資銀行(AIIB)との最初の協調融資となるパキスタンの高速道路建設プロジェクトに対する1億ドルの融資を承認した。AIIBは今月後半の理事会の承認を得て1億ドルの融資を提供する予定。英国の国際開発省(DFID)もこのプロジェクトに34百万ドルのグラント(無償支援)を決めている。ADBは主たる資金提供者として、AIIBからの融資およびDFIDからのグラントの両方を監理する。

ADBの中尾武彦総裁は「ADBとAIIBは連携してアジア・太平洋地域の差し迫ったインフラ需要に応えることを目指しており、この協調融資は両者にとって歴史的な節目となる」としたうえで、「このプロジェクトは、南北の連結性、新たな交易、およびビジネス機会を支え、雇用を拡大し貧困を削減するため、パキスタンにとって戦略的価値がある」とした。このプロジェクトは、中央アジア地域経済協力(CAREC:Central Asia Regional Economic Cooperation)回廊の不可欠な区間である。

ADBとAIIBは昨年以来、協調融資プロジェクトを準備してきている。5月初めにドイツ・フランクフルトで開催されたADB年次総会に際しては、中尾総裁と金立群AIIB総裁が、両者間の協力に関する覚書に署名した。

このプロジェクトでは、パンジャブ州のショーコットとカネワールを結ぶM-4高速道路の残る64kmの4車線区間の建設に資金提供する。このプロジェクトは、南部の港湾都市カラチと、ラホール、ファイサラバード、イスラマバード、ペシャワールなどの一次産品の生産と人口が集中する主要拠点、さらにはアフガニスタンと接する北部国境の町トルハムとを結びつける1,800kmにおよぶCAREC交通回廊の重要な一部を構成する。