fbpx ネパールにおける少数民族の 貧困削減を支援 | Asian Development Bank

ネパールにおける少数民族の 貧困削減を支援

ニュースリリース | 2011年4月7日

【マニラ、2011年4月7日】アジア開発銀行(ADB)は、ネパール1に対し、被差別民族を対象とする生計支援プロジェクトへの無償援助支援を決定した。支援額は270万ドルで、「貧困削減日本基金」(JFPR)2から拠出される。

ネパールでは、ダリット(Dalit)をはじめとする少数民族が、政府による開発の恩恵を受けたり、生計につながる経済的機会を得る上で十分な参加権や決定権が与えられないなど、不利な状況に置かれている。

プロジェクトでは、特に貧困度の高いこうした少数民族の生計を支援することで貧困削減と差別根絶を目指すもので、職能訓練、金融や市場へのアクセス支援のほか、差別撲滅に向けた啓蒙活動が盛り込まれるなど、幅広い内容となっている。具体的には、コミュニティのためのアクションプランを住民主導で策定し、実現可能で収益性のある事業を特定。その上で、2000世帯を対象に技能訓練を実施し、資金30万ドルを充当してマイクロビジネス起業を支援する。より規模が大きく、高い収益が見込まれる事業には別途10万ドルを充当する。地元社会への女性の参加促進も重点的に支援する。

プロジェクトの総事業費は約280万ドル3で、執行機関は同国の地方開発省(Ministry of Local Development)、実施期間は4年間。


1 ADF国。ADBの対ネパール支援詳細は、参照。
2 貧困削減と開発の効果向上を目的として、日本政府の協力により2000年5月に設立された。グラントの供与と技術協力による無償援助を行うアンタイド型ファシリティ。
3 残額は、ネパール政府や慈善団体などが負担する。プロジェクト詳細は参照。

お問い合わせ先
駐日代表事務所
広報官:望月 章子
T: +81 3 3504-3441/3160