fbpx ウォーター・ボンドを2年ぶりに発行、 今回はトルコリラで | Asian Development Bank

ウォーター・ボンドを2年ぶりに発行、 今回はトルコリラで

ニュースリリース | 2012年1月27日

【マニラ、2012年1月27日】アジア開発銀行(以下ADB、格付:Aaa/AAA)は2月、アジア・太平洋地域における水関連事業を支援する債券「ウォーター・ボンド」を発行・販売する。ADBによるウォーターボンドの発行・販売は2010年4月以来2回目。今回はトルコリラ建てで4億7450万リラ、税引前利率6.29%。償還期間は、2015年2月26日までの3年間。前回同様、大和証券キャピタル・マーケッツ株式会社(大和証券グループのホールセール証券会社)が売出しを行い、大和証券株式会社(同グループのリテール証券会社)が、日本の個人・法人投資家に対し販売する。

アジアでは、生活・工業用水の需要が急増しており、その増加幅は1995年から2025年までの30年間で少なくとも1.7倍、最大で4倍以上との試算もある。域内では1980年代から水インフラの大型整備が進められてきたにもかかわらず、上水については農村部で7億5000万人、都市部で1億人がきれいな飲み水へのアクセスを持たず、下水については20億人以上が適切な衛生施設のない生活を送るなど、水の供給事情は万全とはほど遠い状況にある。

ADBのティエリ・ド=ロングマール副総裁(財務・管理担当)は、途上国におけるこうした事情に加え、「アジアでは農業用水も必ずしも十分といえず、気候変動や水質・土壌汚染などによって水資源は益々貴重になりつつある」と指摘、「一般投資家であっても、ウォーターボンドをご購入いただくことが、こうした水の問題に対するADBプロジェクトへのご支援につながる」としている。

ADBは、水の問題をアジアの貧困削減に向けた長期戦略における重要課題と位置づけ、前回の起債1では6億3800万ドルを調達。水関連事業の支援額は、2010年に7億5000万ドル以上(計82プロジェクト)、2011年は7億1500万ドル(計93プロジェクト)に達した(通常資本財源(OCR))。今後は2012-13年の2年間で66億ドル規模の支援を行う予定で、今回調達される資金と少なくとも同額が、都市部の上水道システム新設、老朽化した灌がい設備の大規模修繕、および廃水管理投資などに振り向けられる。

ADBはまた、「クリーン・エナジー・ボンド」でも2億4400万ドルを調達(2010年秋)、アジア・太平洋地域のクリーン・エネルギー関連事業の支援に活用している。

【抄訳・本リリースの英原文はこちら】


1 前回起債の詳細は、http://www.adb.org/Documents/Translations/Japanese/News/nr-22Feb10-jp.pdf参照。


お問い合わせ先
駐日代表事務所
広報官:望月 章子
T: +81 3 3504-3441/3160