2010年2月、ADBは2005年に発表した情報公開政策(PCP)の見直しプロセスに着手しました。これは、前回の政策の実効性についてアセスを行い、政策を改善・強化する上でどのように変更すべきかを提言するためです。レビュー作業ではまず、PCPに関心を持つ個人や団体の参加を得て、協議用の草案がまとめられました(2010年6月と11月に公表)。続く協議プロセスでは、アジア域内外のADB加盟各国から様々なステークホルダーが参加、PCPについて幅広い議論を行いました。このほか、世界各国のステークホルダーを対象に、ADBの業務実績やコミュニケーションのあり方についての意識調査も2回実施されました。
今回のPCPには、これら意識調査の結果やADB内外の意見が取り入れられています。